サウスコースト旅行

シドニーからメルボルンまでサウスコーストの海沿いをプリンセスハイウェイ沿いに車でドライブ旅行した時の記録。シドニーからメルボルンまでは全長1100キロほど。日程は3泊4日、所々にキャンプしながらの旅行です。
今回はバテマンズベイからメルボルンまでについて書いてます。サウスコーストのウロンゴンやジャービスベイの旅行記録まではこちらを参考に

バテマンズベイ(Batemans Bay)はシドニーから車で3時間半から4時間と、ちょっと日帰りではキツイ距離。なんで今まですぐ手前のペブリービーチ(Pebbly Beach)までは来たことあったけど、バテマンズベイ(Batemans Bay)は初めて。Kマートとかコールス(Coles)とか大手が集まるモールがあったりして意外と都会な雰囲気。ビーチ沿いにドライブコースが続きます。初日はバテマンズベイ(Batemans Bay)のビーチロード沿いのキャンプサイトで宿泊。

翌日、バテマンズベイ(Batemans Bay)のインフォメーションセンターで聞いたシュノーケルにいいというスポットへ。でも誰もシュノーケルしてる人なんかいないし、そんな雰囲気の海じゃなくて、普通シュノーケルスポットといえば岩場があるとかだけど、ビーチっぽい感じで子供連ればっかで。しかも海が氷水みたく冷たくて、足チャポンしても5秒もたないぐらい冷たい。早々に次の目的地へ。

途中ナルーマ(Narma)の海の美しさに感動し写真を撮り忘れて、次に到着したのがTilba Tilba(チルバチルバ)。なんでも1800年代の建物が残る歴史エリアらしい。こじんまりとした田舎町がうまい具合に保存されつつ、今も人が生活してていい感じ。こういうのって結構好きです。結構人気スポットらしく老人をたくさん乗せた観光バスもとまってたりして。後でトイレであったおばあさんに「どこから来たの?」って聞かれた「Japan」って答えたつもりが「へースペイン、遠くから来たのね」なんて言われて、、、どっから見えてアジア人な顔とスタイルなのに。

町のパン屋。ミートパイは何とか賞に輝いたらしい。けどここではお昼ご飯用にセサミブレッドを買いました。後でディップにつけながらワインと一緒に景色のいいところで食べる予定。

Tilba Tilba(チルバチルバ)にあるパブ兼ホテル。オーストラリアはまだまだ飲み屋の2階がホテルになってるところ残ってます。味のある建物だったんで、宿泊料聞いたら確か70ドルぐらいだったような。でもこの日はもう予約が入ってて泊まれませんでした。

せっかくだからパブで飲んでいくことに。雰囲気あっていい味だしてます。雑誌の切り抜きとかインターネットからプリントしたのとか、面白い記事が壁一面に張ってて、ビール飲んでる間も飽きない。オーストラリアの旅行ってこういう地元のパブでビールを1杯するのって、なんかむちゃくちゃいいです。食事もOKみたい。

次はベガ(Bega)というチーズで有名な町へ。サウスコーストを走るプリンセス・ハイウェイのお立ち寄りスポットとの情報だったんだけど、 なんというか、スーパーマーケットで売ってる赤いマークでおなじみのベガ(Bega)のチーズ工場の町ってことでした。

チーズのテイスティングができるとか事前のインターネットでのリサーチに書いてたのでかなり期待してたんだけど、スーパーで売ってるチーズのベガ(Bega)だと知ってちょっとがっくり。ブルーチーズとかパルメザンとか、もっとおしゃれなホームメイドみたいなチーズを勝手に期待してた。でも一応チーズのテイスティングはしておきました。 この日はエデン(Eden)のキャンプサイトに宿泊。キャンプサイトのある場所が海と入り江に挟まれたなかなか素敵なロケーション。しかもアン・パワード(Unpowered)つまり電気いらないっていう一番格安サイトなくせに、目の前が入り江という超ゴージャスなロケーション。しかも芝生もフカフカ。ウォーターフロントで食事と、25ドルでなんともリッチな気分。けどウォーターフロントはちょっと風がきつくて、ガスの火が斜めって料理が難しかったです。でもこの日のタイカレーは激ウマ!タイカレーの缶詰めにチキンの焼いたのをほうり込んだだけで、こんなにおいしいとは、さすがキャンプだ。

エデンのキャンプ地近くの海。エデンは釣りが盛んらしく、Fishingの看板とか釣り道具屋が多かったな。 エデンのショッピング街(といっても50メートルぐらい、だけどそこそこ大きなパブは3軒もあったりする)あたりをウロウロしたけどアジア人は全然見かけませんでした。 でも中華料理レストランはしっかりあって中国パワーってやっぱスゲー!

翌日はレイクエントランス(Lakes Entrance)へ。かなりの観光地らしくホテルやモーテルがたくさんあって、普通にちょっとした町でした。 でもこの日はあいにくの天気で何もやることがナイ。

とりあえずやけくそでレンタル足こぎボートに乗ってみた。今日は風が強いからカヤックとか他の乗り物はダメらしい。写真は黒鳥たち。 後はパブでビール飲んで過ごしました。

レイクエントランス(Lakes Entrance)のキャンプサイト。夜になってやっと晴れ間が!夜の8時なのにまたこんなに明るい。さすがオーストラリアの夏!

翌日は結構晴れました!やったー。レイクエントランス(Lakes Entrance)のアウトルックからの景色が綺麗。レイクエントランス(Lakes Entrance)は湖が複雑に入り組んでるから高台からの眺めが素敵なのです。めちゃ晴れた日の景色はすごいらしい。

レイクエントランス(Lakes Entrance)での発見がひとつ。それはインド系の観光客が多いこと。それぞれレンタカーとかで来てるみたいだから団体旅行じゃなさそうだし。レイクエントランス(Lakes Entrance)はインド系の人に人気の場所なんでしょう。

レイクエントランス(Lakes Entrance)から1時間ほど行ったリゾートタウンからの景色。湖にヨットがたくさん停泊してて、なんだかリッチな雰囲気でした。あとはメルボルンへ向けて走るのみ。シドニーからメルボルンへ車で行くルートとして海沿いのサウスコーストと、内陸のHume Highwayと2つルーツがあります。サウスコーストのほうが見どころが多いんだろうと思ったけど、サウスコーストといっても実際に道があるのは内陸側でほとんど海は見えないし、まあ思ったほど見どころはなかったかなあというのが本音。Hume Highwayのほうが道がまっすぐで運転しやすく時間もかからないのでいいです。