ハンターバレー(Hunter Valley)の楽しみ方
自分の車で行った場合は先ず、インフォメーションセンターに行って無料の地図付きガイドブック(右の写真は2007年度版のガイドブック)をもらいましょう。無料なのにかなりしっかりしてます。その後はそのガイドブックと地図を頼りに
行きたいワイナリーに行って、飲みたいワインを試飲しまくるのみ!ハンターバレー(Hunter Valley)には大小80軒ほどのワイナリーが点在してるので、訪れがい&飲みがいがあります。
このガイドブックには各ワイナリーに置いてあるワインの種類が一覧表になってるのがあって、例えばオーガニックなワイナリーを調べたりしたり、なかなか使い勝手がいいんですよね。
大きなワイナリーにはワイナリー内を案内してくれるツアーをやってたりするので時間があれば参加してみるのもいいかも。
また小さなワイナリーも大きなワイナリーにはない趣とこだわり、話好きなスタッフなど、違った魅力があります。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)でワインを試飲する
そしてワイナリーでのワイン・テイスティングですが、全て無料です!なのでどんどん飲んじゃいましょう!
ワイナリーのカウンターに行くとまず、スタッフが人数分のワイングラスをカウンターに置いてくれます。
カウンターにはそのワイナリーで試飲できるワインのリストが置いてあるので、
試飲してみたいワインをカウンターのスタッフに伝えると目の前のワイングラスに注いでくれます。
ワイナリーによっては有無をいわさず白から赤そしてデザートワインまで何種類も一通り飲ませてくれる(飲まされる?)ところもあります。
それをちょっとしったかぶりしながら色みたり回してみたり香りを嗅いだりしてから飲みましょう。最初から「ワイン初心者だ!」といっても嫌な顔されなくて、むしろ色々ワインについて教えてくれたりしたりして。
飲みたくない場合は店内に置いてある桶に入れても全然大丈夫だし。
車の運転手役の人も口に含んでゴックンしないで、もったいないけど桶に吐き出しましょう。
試飲したから買わなきゃ!なんて思う必要はありません。
気に入ったワインだけ買えばいいのです。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)でワインを購入する
試飲して気に入ったワインがあれば購入しちゃいましょう。カウンターで試飲させてくれた担当のスタッフにどのワインを何本買いたいか言って、お金もその人に払います。値段はカウンターの試飲リストに書かれてるから一目瞭然。
1本でもダース(12本セット)でも買えて、ダース買いのほうが値段的にお得!
ワインによってはシドニーのボトルショップ(酒屋)で買えるワインもあるけど、ハンターバレー(Hunter Valley)で買ったほうがちょっとだけ安かったりします。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)で地ビールを楽しむ
ハンターバレーといえばワインだけど「ブルータン(Blue Tongue)」っていう地ビールもかなり有名なんですよね。青い舌のワニの絵がついたラベルでおなじみで、シドニーのパブで生ビールが飲めたりボトルショップ(酒屋)で瓶ビールが売ってたりします。ワイナリー巡りの途中にちょっとワインに飽きてきたなあって時に立ち寄るのがおすすめ。おすすめはテイスティングメニューでブルータン(Blue Tongue)のビールが5種類ほどミニカップで飲めて、最後に一番気に入ったビールをグラスで入れてくれます。ハンターバレー(Hunter Valley)に行くと絶対に立ち寄る、おすすめの場所です。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)でのワイン以外の楽しみ
ワインとビール以外の楽しみとしては、チョコレート屋やオリーブ屋やチーズ屋があります。
チーズのテイスティングもできて、なかなか楽しい。ランチにはハンターバレー(Hunter Valley)の景色を眺めながら、ワイナリーで買ったばかりのワインとチーズとパンってのもいいですよ。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)での食事
ハンターバレー(Hunter Valley)での食事の取り方は主に2種類。1つはピクニック気分で自然を眺めながらワイナリーで買ったワインやチーズやオリーブを食べる、2つめはハンターバレー(Hunter Valley)にあるレストランで食べる。
基本的に2つめのレストランってのが意外とたくさんあって、レストラン兼宿泊施設とかワイナリー兼レストランってのがあります。値段はシティーで食べるよりも少々高めだけど、有名レストランもあったりするので試してみてください。個人的にはランチはピクニック派、夜はマクドナルド派なのでレストランは利用したことないです。。。
|
なんですがよく噂に聞くのがロバーツ(Roberts)っていう高級レストラン。外観はどっかの小屋みたいで、高級レストランとはちょっと趣が違うかも。お隣りにはこれまた人気なワイナリーのペッパーツリーワインズ(Pepper Tree Wines)があります。
このロバーツ(Roberts)ですが行った人の話では高いけどおいしいらしいので、一度は行ってみたいなあと思ってます。
|
ハンターバレー(Hunter Valley)での宿泊ホテル
ハンターバレー(Hunter Valley)はシドニーから車で2時間なので日帰りできる距離ではあるけど、せっかくだからハンターバレー(Hunter Valley)で宿泊してのんびりとワイナリー巡りを満喫することおすすめします。
をホテルの部屋から自然を眺めながら買ったワイン飲んでまったりと過ごしたり、レストランでおいしいディナーを楽しんだり。宿泊したほうが絶対にゆっくりと落ち着いて、たくさんのワイナリーを巡れるしね。
宿ホテルの宿泊は平日がかなり狙い目で、どのホテルも週末よりもかなり格安料金で宿泊できるんですよね。ワイナリーも空いてるからスタッフも親切だし、行くなら絶対に平日ですよ〜!週末はかなり混雑するので週末に泊まりで行く場合は必ず事前予約を!
リッチな気分で宿泊するならがThe Sebel Kirkton Park Hunter Valleyがおすすめ。昔の豪邸をホテルにしたような感じで中庭の雰囲気もかわいいです。スタッフも親切で朝食もおいしかった!
|
ハンターバレー(Hunter Valley)への行き方
ハンターバレー(Hunter Valley)への行き方としては主に2つで、1)ワインツアーに参加する、2)自分で車を運転して行く、があります。
■ツアーで行く:シドニーからハンターバレー(Hunter Valley)へのワイナリーツアーを利用。日本のエージェントに行くと日本語のツアーがあり、英語でもOKな人はホテルのフロントで聞いてみると、大抵の場合ガイドしてくれます。この場合はシドニーとハンターバレー(Hunter Valley)への往復バスと数軒のワイナリー巡りを含めて、日帰りってパターンが多いみたい。
|
■レンタカーか自分の車で行く:シドニーのシティーからだとシドニーハーバーブリッジを渡ってパシフィックハイウェイ(Pacific Highway)を走ります。ホーンスビー(Hornsby)の手前で
National Highway1(看板によってはF3とも書かれてる)という高速道路の入り口があるのでニューキャッスル(NewCastle)方向へ右向いて曲がります。あとはひたすら100キロ程走り、セスノックCessnock辺りで左側に「HunterValley」と書かれた
赤茶の看板が見えたら高速を降ります。あとはセスノックCessnock、Vineyard、ハンターバレー(Hunter Valley)、インフォメーションセンターのマークをめがけて走りましょう。
シドニーからハンターバレー(HunterValley)へ行く途中、左手に一軒だけマクドナルドやガソリンスタンドのある休憩所があります。それ以外の休憩所は一度高速をおりなきゃいけないので、できればこの高速沿いの休憩所を逃さないように!
|
ハンターバレー(Hunter Valley)で気球にのる
ハンターバレー(Hunter Valley)はワイナリーだけではありません。
ゴルフもできるし乗馬もできる、気球にだって乗れるんです、ということで気球にのった体験談を記述します。
まず、気球は料金が高いです。空を飛ぶってことはどうしてこんなに料金が高いのかって思いますが、一人当たり300ドル近くします。
ただ、空を飛ぶのは何とも気持ちがいいもの、思い出はお金では買えません。
ハンターバレーの気球ツアーはオンラインでも申し込めますし、ハンターバレーについてからインフォメーションセンターでも申込みできます。
|
気球ツアーは4時半に起きることからはじまります。というのは早朝5時に待ち合わせて朝日をみに気球にのるからです。
集合するとまずは気球を飛ばすポイントを探しに行きます。
そのとき、実際に風船を飛ばして風向きをみて安全なスポットかどうかを確かめます。
ようやく場所が決まると気球の設置。右の写真のような車から気球セットを取り出して空気を入れていきます。
|
当たり前ですが最初は右の写真のようにぺちゃんこの気球に空気を入れていきます。
15分くらいで空気は入って次第に気球の形になっていきます。
シドニーのツアーらしく、300ドル払ってもお手伝いをさせられます。
早朝4時半に起きて、300ドル払ってまでお手伝いをさせられてって感じですが全ては空を飛ぶため、和気あいあいと皆で楽しみましょう。
|
これは気球を内側から見た感じ。扇風機のようなものでドンドンドンドン空気を入れていきます。
ちなみに、ハンターバレーのはらっぱには牛のウンチがたくさん落ちていますが、地元の皆さんはそんなことは気にせずせっせと気球を組み立てていきます。
空気を入れ終わると今度は火をともして熱空気を気球の風船のなかにためていきます。
熱は上に上がっていくので、その力を元に気球を飛ばすという理屈ですね。
|
さて、空気を入れ終わり熱空気もたまってくると自動的に上に上がっていくのが気球。
いよいよ空の旅の始まりです。
気球というのは基本的に風任せで自分で上下以外はコントロールはできないようです。
最初にゆっくりと宙に浮いていくのはなんとも感動的でした。
ただ、徐々に高くなってくるとやはり少し怖い感じもしました。
|
これは結構高いところまでいった気球からとった写真です。
気球ツアーは結構大人数でやるもので、気球も1体だけではありません。
また、二人きりだけで申し込めるプライベートの気球ツアーもあります。
ロマンチックに空の上でプロポーズをするカップルなどもあるようです。
|
壮大なハンターバレーの眺めを空から一望できるのは何とも言葉では表現できないほど素晴らしいものです。
気球ツアーでは空の上を1時間ほど旅すると記述がありましたが、
私達が参加したときは30分ほどでした。
というのは、風で少し流されてしまって気球を飛ばしてよいエリアから外れてしまいそうになったために、
急降下して着陸してしまいました。
思ったより短時間であったのは残念なのですが、空を飛べた体験は素晴らしいものでした。
片付けも皆と一緒にワイワイやります。
|
さて、気球に乗り終わった後はシャンペンブレックファーストがついています。
このブレックファーストは結構質が高かったです。
それもそのはず、きちんとしたカフェに行って食べることができるので、
カリカリベーコンとタマゴ、ポテトやパンがついています。
シャンパンを片手に空の旅の思い出を語りながらほろ酔いになるのもお金には変えられない思い出ですね。
総評すると、気球ツアーは確かに高いですが思い出深いものになりますので一度は参加をおすすめします。
|
ハンターバレー(Hunter Valley) おすすめの季節
ハンターバレー(Hunter Valley)はワイナリーとワイナリーの間にブドウ畑が広がっている自然豊かなエリアで、できれば緑が豊かな春から夏に行くのがおすすめ。ぶどう畑の間を通りながらワイナリーでテイスティングして回るとすっごくいい気分になれます。
冬のシーズンにいくと茶色く実のないブドウ畑が広がってるだけだけど、シーズンオフってことでホテルの宿泊料金が安いしワインテイスティングはそんなに変わらないので、これもまた良しですね。
|
ハンターバレー(Hunter Valley) の情報を入手するには
ハンターバレーの公式ウェブサイト(英語版):http://www.winecountry.com.au/
|