ヤラバレーでワイナリー巡り

オーストラリアにはワイナリーがいくつかありますが、ここヤラバレーはメルボルン市内から車で約1時間と比較的行きやすい場所にあります。 普段シドニーからハンターバレーへ2時間程かけて行ってるので、アレ?もう到着?と気軽に来れる距離がいいです。

メルボルン市内を車で出発して小1時間、ヤラバレーに到着です。まずインフォメーションセンターへ行って地図やらワイナリーの情報を集めたいところだけど、ヤラバレーのインフォメーションセンターは結構奥地にあるらしく、ちょっと面倒。なぜワイナリーの入り口付近にないのか不思議だ。シドニーから持ってきたガイドブックに載ってるおまけみたいな地図を頼りに走ります。

こんな曖昧な道案内でいいのか、と思ってる矢先に今回一番の楽しみにしていた「ドメイン・シャンドン」の看板発見!行かない訳ないので、とりあえず行ってみることに。折角だからトリに取っておきたかったのに、1番バッターでくるとは。つーか、門から建物まで、長いは広いわ!さすがはおフランスのモエ・エ・シャンドンのオーストラリア法人、「ドメイン・シャンドン」だけのことはあります。

ドメイン・シャンドンの入り口付近からはワイナリーが見渡せます。夏(12月末)に行ったのでちょうどブドウが青々として、なんともいい眺め。みんな足を止めて記念撮影しとります。

では店内へ。よく写真で見かける風景。へー、こんなんだったのかーと。この窓の反対側がワインの無料テイスティングとワインの販売エリア。 ワインの無料テイスティングは全部できるわけじゃなくて、毎日決められた数種類のみだけできるらしい。しかし、朝の11時ということもあって誰もいない。本当にヤラバレーで一番人気のワイナリーなのかちょっと疑い。。。でも誰もいないからテンコ盛りのオリーブとかパンとか食べ放題でよかったな。

店内奥に「ドメイン・シャンドン」の商品が飲めるエリア(有料)があって、なんだかブドウ畑の目の前ですごく良さげな雰囲気。 えーい、有料だけどせっかく来たんだから旅行の記念に入ってしまえ!店内は窓が大きくて明るくて、目の前は全部ブドウ畑。しかも窓際に座れてラッキー!というか誰もいないから当たり前か。

言い忘れてましたら「ドメイン・シャンドン」はスパークリングワインが超有名で、シドニーだとバブル・シャンペン・カクテルラウンジとかバンビーニ・ワインバーで飲めます。早速、「ドメイン・シャンドン」のスパークリング・ワイン4種類のテイスティングをオーダー。テイスティングといえどシャンペングラスの半分ぐらい注いでくれます。これで16ドル〜18ドルは絶対にいい!赤のスパークリングワインも珍しくていいけど、行ったのが夏場だったせいかロゼのスパークリング・ワインが非常においしかった!!!まろやかな味で、ピンク色なのがかわいい。

オーダーすると無料サービスで、チーズとパンとディップのちょととした盛り合わせが付いてきます。これがまたスパークリング・ワインにマッチして、めちゃ幸せ〜。朝の11時過ぎからほろ酔い加減で、めちゃいい気分。この眺めといい、おいしさといい、ヤラバレーで「ドメイン・シャンドン」はおすすめワイナリーNo1。万歳「ドメイン・シャンドン」。こんなのハンターバレーにあればなあ。。。 「ドメイン・シャンドン」の敷地内にある昔ながらの白い建物。1800年代に建てられたとかで、今は事務所として使ってるらしいです。

建物の入り口付近の芝生からワイナリーが見えます。イスも置いてあるので休憩がてら木陰でワイナリーを眺める、うーん贅沢な時間っす。

たいへん気に入ったため「ドメイン・シャンドン」ではスパークリング・ワインばかりを3本購入。そんなスパークリング・ワイン好きだったかなあ?

Healesvilleにあるインフォメーションセンターへ。とりあえず無料地図をもらって、スタッフのおばさんにおすすめワイナリーをきいたところ、とりあえず有名なワイナリーを教えてくれた。さすがだ!うちらが取りあえず有名どころを抑えたいのを知ってらっしゃる。ところで白黒の地図が1枚だけとはなんと素朴な!ハンターバレーはカラー冊子というのに。写真はなんの関係もなく、ブドウ畑のぶどう。青々してます。

ヤラバレーは意外に広かった。Healesvilleのインフォメーションセンターから、今日の宿泊場所のあるWarburtonの奥(これがかなり奥地だった!)までとえりあえずチェックインしようと行ったら、もうかなりの時間。お昼食べたりしてると、もうYarra Glenで楽しむ時間がなくなったので、今日はチンタラと過ごすことに。写真はWarburton周辺のパブで休憩がてらビールしてるところ。

せっかくなのでSevilleにあるワイナリーを2軒ほどまわってみることに。Morganに行こうとしたら今日はお休みとのことで、 その奥にあったMcWilliam's Lillydale Estateへ。写真はMcWilliam's Lillydale Estate。ここでは何も買わずに帰りました。

そろそろディナーと一緒に飲むワインを調達せねばとのことで、Whispering Hillsへ。白ワインが欲しかったんだけど(ディナーはリゾットだったので)、白はスパークリングワインしかないとのこと。もう時間もないし、まあいいやってことで購入。ちなみに地ビールの販売もしてたので買いました。そろそろワインに飽きてきたのか、ワインよりそっちの地ビールに最初から目がいってました。ちなみにWhispering Hillsのワイナリーのおじさんにこの辺りの見どころを聞いたら、最初はxxからの眺めがいいとか言ってのに、そのうちXXワイナリーは絶対行ったほうがいい、○○ワイナリーのワインもうまいしな〜って、ライバル店のおすすめもいろいろ教えてくれました。

そして夕食タイム。Whispering Hillsで調達したスパークリングワインが入ったリゾット。あんまりおいしそうに見えないけどベリーグーでした。なんせキャンプですから何食べても通常の3倍はおいしいです。しかしこのキャンプサイトは虫が多すぎた。。。

翌日飽きもせずヤラバレーのワイナリー巡りへ。まずは昨日インフォメーションセンターで聞いた有名ワイナリーのひとつ、Rochfordへ。 お洒落〜な雰囲気で、カウンターに座ってワインテイスティングできます。もちろん無料。ここでは念願の普通に飲みやすい白ワインを購入!ちょっとしたフード類も売っててお土産によさげ。

Rochfordも裏手にブドウ畑が広がってて、なかなか見事です。

そしてヤラバレーで「ドメイン・シャンドン」と人気を2分する勢いの「イェーリング・ステーション」へ。「イェーリング・ステーション」は ヤラバレーで最初に設立されたワイナリーだそうです。お隣りに超!ゴージャスなプチ・ホテルがあって高級車ばかりが駐車されてます。 でもワイナリーのほうの「イェーリング・ステーション」は意外と庶民的な雰囲気でした。

テイスティングのエリア。「ドメイン・シャンドン」の今日無料でワインテイスティングできるのがこれとこれだけ方式ではなく、このワイナリーではどんどんテイスティングさせてくれます。やっぱワイナリー巡りはこうでなくっちゃとか調子のって飲んでたら、ちょっと飲みすぎました。 ちなみに「イェーリング・ステーション」は2階エリアにちょっと素朴な雰囲気のワインバーがあります。

「イェーリング・ステーション」で買ったワイン。あれ?何買ったか思い出せないなあ。うーん、まあいいか。多分おいしかったんだろう、きっと。