インディアンパシフィック号でシドニー〜パース間を3泊4日

インディアン・パシフィック号ってご存知ですか?シドニー〜パース間を走る寝台列車で、その名前のとおりインド洋と太平洋を結んでいます。 飛行機で行けば4時間のところを3泊4日もかかる気の長い列車の旅。今回はそのインディアンパシフィック号で、シドニーからパースまで旅した体験を紹介します。

決して電車マニアでもないくせに何故こんな面倒で時間のかかる旅行なのかというと、このインディアンパシフィック号の広告ポスター(→)に一目ぼれしたから! なんだかオーストラリアっぽくて素敵じゃあないですか。私が行った2006年当時はYHAカードを持ってればDaynighter Seat(つまり座席で寝るやつ)が250ドルぐらいだったけど、 今回調べたら428ドルに値上がりしててびっくり!ちょっと高すぎ、、、飛行機のほうが断然安くなってるよ!

インディアンパシフィック号でシドニーのセントラル駅を昼過ぎに出発!電車内に売店やレストランもあるけど、きっと高いんだろうと思って、4日分の食料をがっちり買い込んで乗車。 食料だけでカバンが一袋できてしまった。インディアンパシフィック号は写真の鷹がトレードマーク。 心配していたシャワーに関してはちゃんとお湯が出てなかなか快適でした。ちなみにバスタオルもたんまり用意されてます。車内は結構空いてたから、向かい側の座席をひっくり返して、初日はかなり快適に寝れた。

早朝にブロークンヒルというNSW州の端っこの町で1時間ほど休憩。街を探索したけどなんだか寂しい炭鉱町って感じで、すぐ列車に戻った。 意外にこの街から人が乗り込んで来て、相席になる人もちらほら。外の景色は右の写真みたなのが続きます。 車内で日本人のワーホリの人に出会った。彼はインディアンパシフィック号の年間パスを購入し、シドニー〜アデレード間を何度も往復してるらしい。すげー。

で、翌日の昼過ぎにアデレードに到着。ここで約3時間の休憩。インディアンパシフィックが停車する駅の近くには何もないため、 電車で街まで行こうとしたら次の電車が90分後と使えない。歩いてアデレードのチャイナタウンまで行こうとしたら、途中であまりにもの猛暑のため 熱射病っぽくなり道端にダウン。なんとか駅まで戻って、カフェでぐったりしてインディアンパシフィックの出発時刻を待つことに。 ちなみにアデレード出発後もこんな景色。ちっとも変わらん。

どこまでも何時間も続く同じ景色。ちなみにアデレードでたくさんのお客を乗せてインディアン・パシフィックは満員近い状態。 インディアン・パシフィックはラウンジやカフェが寝台車両の人用とDaynighter Seat用にわかれていて、Daynighter Seat用のラウンジもなかなか思ったより 快適に過ごすことができる。アデレードからパースの間は座席が混雑しているので、ラウンジでずっと過ごす。ラウンジは結構空いてて居心地よかった。

一夜明けてナラボー平原の真ん中で、運転手交代のため駅に停車。東向きがシドニー、西向きがパースって看板が、あまりにもおおざっぱすぎて乗客がみんな笑ってた。 駅構内になぜかお土産屋があって女性2名が働いてた。館内放送によると、この村(?)の唯2人の住人らしい。 駅でアボリジニーの家族が列車の到着を待ってて、家族の数名がインディアンパシフィックに乗るのを見送って、道のない砂漠を車で爆走して帰ってくのを車内から見たんだけど、 彼らはやっぱこの砂漠のずーっと向こうに住んでるのかと思うとなんかすごい。

そしてまたどこまでも続く同じ景色。鳥が1羽飛んだだけど車内騒然ぐらい、地平線の向こうも地平線のみ。 このあたり、まさにこのインディアンパシフィックの見所である世界一長い直線の線路を走ってるあたり。 でもそろそろ、大自然のすごさに飽きてきたかも。カルガリーって町で夕方から夜にかけて3時間ほどの休憩。 繁華街がすぐ近くなので、歩いてみんな食事に出かける。このカルガリーって町、田舎町の割に外食費が意外と高く、 フードコートでさえシドニーのより高かった。座席が満席状態でもシャワーのお湯の出は快調でした!

翌朝起きてからは、車窓の景色が少しずつ違ってきた。数十分に1軒ぐらい農家が見えてきて、野生じゃなくて家畜の羊や牛が時々見える。 パース到着30分ぐらいになるといきなり看板とか民家とか、なんだか文明を感じることができて嬉しかった。このインディアンパシフィック、一度体験するのはおすすめ。 オーストラリアって広いな〜って実感します。2度目も乗るかといわれると、今度は飛行機で行きたいと思ってますが。でも一度はおすすめです。