グレートオーシャンロード旅行

旅行先としておすすめのグレートオーシャンロード。行ってみるまでこんなに見どころテンコ盛りとは知りませんでした。 グレートオーシャンロードはすごい!なんでこんな形の岩ができたのか不思議だし、野生のコアラに会えるし、海岸線沿いのドライブコースは素敵だし。メルボルンへ行く機会があればぜひグレートオーシャンロードにも行くことをおすすめします。日本の旅行会社のツアーだと半日や1日で観光するのが多いみたいだけど、これスケジュール的にかなり厳しいかと。個人的には2,3日かけてまわることをおすすめします。

グレートオーシャンロードへ向けてメルボルンを出発!メルボルン市内からはとりあえずGeelongという町を目指して走ります。 途中のAvalonという飛行場を過ぎるあたりまでは高速道路なので信号もなくスイスイ。Geelongを超えたら、今度はトーキー(Torquay)という町を目指して走ります。トーキー(Torquay)がグレートオーシャンロードの入り口となる町で、聞くところによるとサーファーの町として世界的に有名とか。

トーキー(Torquay)の中心エリアにインフォメーションセンターがあって地図がもらえます。 写真はインフォメーションセンターの隣りにあるサーファー系ショップで、クイックシルバーとかロキシー(ROXY)とかビラボンなどが勢ぞろい。 でかい!日本のサーファーなんかが見たらヨダレ出そう。

サーファーの町なんだからサーファーを見ようってことでトーキー(Torquay)にあるビーチへ行ってみることに。ビーチあったあった。おー、サーファーもいるじゃあないですか!でもちょっと内心、家族連れ多いな、、、これがかの有名なサーファーの憧れるサーフビーチにしてはショボイなあ。

そんな時、今まで見たことないすごいサーファー発見!ウェット来てサーフボードに立ってる姿は普通のサーファーなんだけど、彼はボートで使うようなオールで水を漕ぐようにして波乗り。これがちゃんと波に乗ってるからスゲー。これそのうち流行るかもなあ。

ガイドブックをよく読むとベルズ・ビーチ(Bells Beach)というのがサーファーのあこがれのビーチらしい。なんださっきのビーチは違ったのか。ということでトーキー(Torquay)から少し南下してベルズ・ビーチ(Bells Beach)へ。やっぱさっきの家族連れ用ビーチとは雰囲気が違います。

ベルズ・ビーチ(Bells Beach)は右から左へ順々に折れるように波が倒れてってました。サーファーの友達いわく、こういった波がサーフィンにいいらしい。写真の左側に見える黒い点々が波に乗ろうとしてるサーファー君たち。マジかっこいい!

ベルズ・ビーチ(Bells Beach)は一般の見物人は高台から見学します。ほんまもんのサーファーだけが駐車場でウェットを来て下のビーチまで下りてくんだけど、下りてく時と水から上がってきた時のサーファーへの視線はそれはもう、サイン貰いたくなるほどカッコいい! 初めてベルズ・ビーチ(Bells Beach)にサーファー・デビューする時って緊張すんだろうな。俺、波乗れるかなとか。

ベルズ・ビーチ(Bells Beach)の次はポイント・アディス(Point Addis)。インフォメーションセンターの人によるとこの辺りはスノーケルにいいと聞いてきたんだけど、誰もスノーケルなんかやってなかった。まあごく普通のビーチがありましたが地元の人には人気らしく、結構な人。

Angleseaは野生のカンガルーがたくさんいるゴルフ場があるらしいけど、野生のカンガルーはオーストラリア生活が長くなると当たり前になってきたので、次の目的地ローン(Lorn)へ。ローン(Lorn)へ行く途中は海岸線のドライブコースとして最高で、写真みたく海沿いの曲がりくねった道がずーっと続きます。ビーチがあって5分走るとまたビーチがあってってのがどこまでも続きます。どのビーチには必ずサーファーがちらほら。

グレートオーシャンロードは野生のコアラが見えると聞いてたんだけどなあ、見当たらないなあ、ってことでローン(Lorn)のインフォメーションセンターで聞くことに。野生のコアラはローン(Lorn)からもう少し南下したKennet Riverってところで見えるとのこと。やったー、ついに野生のコアラに会えるチャンス!ちなみにローン(Lorn)はかなりお洒落な町でした。写真はローン(Lorn)にあったローンホテル(Lorn Hotel)。

せっかくなので上の写真のローンホテル(Lorn Hotel)で休憩がてらビール。屋上テラスからは海が見えていい感じ。グラスが冷え冷え。

ローン(Lorn)の町から山向いて走ったところにあるテディーズ・ルックアウト(Teddy's Lookout)からの眺め。なんかポストカードとかにありそうなすばらしい景色。迷って行ったかいがありました。

ローン(Lorn)から内陸へ車で15分ぐらいのところにあるErskine Waterfallって滝。インフォメーションセンターでもらったグレートオーシャンロードのカラー案内ブックの表紙になってたから、さぞやすごいんだろうと期待してたんだけどいわゆる普通の滝でした。でもこのErskine Waterfallってスポットはインド系の旅行者がめちゃ多くて、みんなすごく無邪気にはしゃいでました。インドで滝は珍しいのかな?

ローン(Lorn)の海で突き出る桟橋(?っていうの)。人がいっぱいいるので何してるのか見に行くと、みんな釣りしてました。 ローンホテル(Lorn Hotel)でビールした後に見つけたので入らなかったけど、なんか渋そうな雰囲気のホテル。レストランと喫茶もOKぽかった。 上の桟橋の前にあります。

ローン(Lorn)から見た海の景色。ラッキーなことにグレートオーシャンロードは晴れたので、海の色がめちゃきれい! こういう素敵な景色がごく日常の景色としてあるのって、やっぱオーストラリアっていいよね。

お次はWye River。ローン(Lorn)のインフォメーションセンターのお兄さんに聞いたところ、この辺りで一番おすすめのパブがあるとのこと。それは行かねばってことで。Wye Riverに行けば目立つから絶対見逃さないって言ってたけど、1軒しか店ないからって意味でした。写真がWye Riverのパブ。田舎のわりにはお洒落です。オープンスペースから海見えるし。お食事もできるみたい。ローンホテル(Lorn Hotel)より素朴でいいかも。

Wye Riverの海沿いにバーベキュー施設があったので、ちょうどお腹も空いたしってんでランチタイム。 ソーセージやら玉ねぎやらバーベキューにできそうなあらゆる残り物をバーベキュー、オージー風にいうとバービー。 これがうま〜い!すげーうめ〜!オーストラリアは海岸沿いのビーチ近くにこういった公共のBBQ施設があって勝手に利用できるのです。これっていいよね。(食費セーブできるし)

ついでにWye Riverのビーチエリア。結構遠浅ぽかったので海水浴によさげ。でも水、冷たすぎ。。。寒ッ。。。

野生のコアラが見えると教えてもらったKennette Riverに到着。Silverなんとかって道路沿いをずーっと入ってけばあちこちの木にぶら下がってるからって言われたけど、、、あーーー、いました!野生のコアラ!か・ん・ど・う!グレートオーシャンロードまではるばる来た甲斐があったなあ。これは考えるコアラ、でも寝てる。

よく見たらあちこちにいるじゃあないですか。自称動物嫌いなハズなのに、こんなにも興奮&嬉しいとは、野生コアラ、恐るべし。 Silverなんとかって道路は両脇にユーカリの木が茂ってて、どんどん奥へ行けばいくほどユーカリ独特の香りが強くなってきて、コアラを見かける割合も多くなります。1時間もずっと上ばっか見えたから、この日の夜は肩こりに悩まされるハメに。

フォトジェニックなコアラ。意外とめちゃコアラってかわいい。コアラは一日のうち19時間ぐらい寝てる動物なので見てても動きがほとんどというか全くない。ちょっと動いただけで、めちゃエキサイトする人間。ユーカリを食べるシーンを見た時は涙もの。

なんですが、写真でみるとめちゃかわいいコアラだけど鳴き声は人間のイビキみたいでゴゴゴゴ—っと。しかもかなり遠くにいるくせにデカイ。 しかも時々ボタッって音するからなんだろうと思って音のする先に注意してると、木の上でスヤスヤ寝てるコアラが。このコアラ、寝ながらウ○コ垂れ流してました。。。。あーーーーーー、そんなあーーーーーー。決定的瞬間見ちゃった。

野生のコアラの感動を胸に次のアポロベイへ。アポロベイもお洒落な町でこ洒落たレストランとかもありました。うーん、なんかシドニーよりお洒落な雰囲気だ。やっぱメルボルンに近くて、メルボルンからリゾートで人が来るからかな。アポロベイのビーチもきれいでした。

これもアポロベイ。海水浴によさげ。歩いてる人、なんかお金もってそうだな、オイ。

アポロベイのあとはしばらく山道が続きます。これといった特徴のない山道と田舎町というか村。素朴。

結構長い山道のあとに、グレートオーシャンロードのハイライト、12の使徒があります。 あ、でも12の使途のうち最近1つ崩れたから今は11の使途だけど、とりあえずヤッター! しかも12の使徒が一番きれいに見えるといわれる夕暮れ時。

宿泊施設の管理人は 夕暮れ時は12の使徒は人気で人が多いから、いい場所を取るならちょっと早めに行ったほうがいいぞ、とのアドバイス。 あわてて夕食をかっこんでグレートオーシャンロードの12の使徒へ行ったら、まあ人はいるけど、おじさんがいうほど人はいなくて、どこのスポットからでも最前列で見えます。

確かにきれい。なんでこんな形の岩ができたんだ。しかもこんなに複数。。。自然ってスゴイ。しかし注目なのは最近突如崩れた岩はどれだってってので、結構話題性あり。

12の使徒はさすがグレートオーシャンロードのハイライトだけあって、やっぱ感動!ということで翌日、12の使徒の近くまで歩いていけるビーチへ降りていくことに。海に面する岩の斜面に階段を作られてて、その階段を下りていくと12の使徒の海岸線に行けるんだけど、その岩場が直角でなんだか刃物で切られたみたいにまっすぐで、改めてスゴイ。

うわー、すごい。何がって、波しぶきが。上から見てたら大したことなかったけど、海岸線にくると波しぶきすごい!波しぶきでちょっとモヤってる。

上から見る12の使徒の景観とはまた一味違った、きれいな景色。すばらしい。さすがはグレートオーシャンロードのハイライト・スポットです。納得のスゴさ。

ロック・アード・ゴージ(Lock Ard Gorge)。ここは最後の移民船が難破した場所。オーストラリアへの移民船って聞くと、 個人的には「不思議の島のフローネ」を思い出すのですが。きっといろんな夢と未来があっただろうに、ちょっとせつない。。。

壁みたいな岩の上に、丸く繰り抜かれたところがあって、なんかに似てる。なんだろな?思い出せない。

ロック・アード・ゴージ(Lock Ard Gorge)でロンドン・ブリッジの縮小版みっけ。天気がいい。海が青い。すばらしい。

眺めいいね。

ロック・アード・ゴージ(Lock Ard Gorge)のビーチ。ロック・アード・ゴージ(Lock Ard Gorge)付近はウォーキングコースもあるので、結構時間がつぶせたりします。

ロンドン・ブリッジ。以前は写真左に見える陸とつながってたんだけど、やはり12の使徒と同じく突如として岩場が崩れ落ちたらしい。さすが自然!岩が崩れた時にロンドン・ブリッジの先に2名いたらしく、この2名は救助されたらしいです。

ロンドン・ブリッジ。波の浸食で自然に、きれいな円形になってます。自然ばんざい。

うちらはSt Peterboroughのキャンプサイトに宿泊したんだけど、なかなかよかったです。虫も少なかったし。 写真はSt Peterboroughから少し行ったところにあるベイ・オブ・アイランド。12の使徒と同じような景観っぽくて、海に岩がそそりたってます。 個人的には12の使徒と同じぐらいスゴかったベイ・オブ・アイランドなんだけど、なんでマイナーなんだろう。みんな1日の予定でグレートオーシャンロードに来る人は12の使徒見て帰るからかな?

グレートオーシャンロードのベイ・オブ・アイランドを見つめるカモメ。

想像以上にたいへん堪能したグレートオーシャンロード。こんなに充実してるとは思ってなかったな。1日ではまわりきれない見どころがいっぱいで、旅行にはおすすめ。ドライブ好き、動物好き、自然好き、サーファーなど、あらゆる魅力たっぷり。