シドニー住人が教えるオーストラリア長距離旅行で列車を利用する場合の注意点

オーストラリアは列車が発達してないので旅行には飛行機や長距離バスを利用して、 列車旅行はほとんど利用しません。 列車に乗るイコール旅行の一部なもんなのかな?長距離列車はいくつか走ってるけど、 ここでは寝台長距離列車で有名なインディアンパシフィックとザ・ガンを紹介します。

インディアンパシフィック号

鳥のマークが目印。シドニーとパースつまり東海岸(太平洋)から西海岸(インド洋)までを結ぶということで「インディアンパシフィック」。 シドニーとパースの間を67時間かけて走る寝台列車で、週2往復してます。 パースからアデレードの間に478キロの世界最長の直線ルートがあるとこで有名だけど、実際は赤茶けた平野と地平線が延々続くだけ。 エコノミー座席(椅子で寝るやつ)でもシャワー室があってバスタオルも用意されてて、 乗る前はシャワーのお湯はじゅうぶんあるのか心配したけど意外と快適だった♪団欒室と利用しなかったけど食堂車もあるから、窮屈な思いはしなかった。 ちなみに食堂車も団欒室も寝台とエコノミーは別れてて、行き来できません。
このインディアンパシフィック号に乗った理由は、砂漠を走るインディアンパシフィック号をカンガルーが眺めるポスターに一目ぼれしたから。 いつカンガルーが現れるかとずっと窓の外を見てたけど、結局カンガルーは見えなかったッス。。。 一生に一度なら乗ってみるといいですよ。

ルートと時間:シドニーとパース間を67時間
ルートと時間:寝台車(ランクいろいろ)とエコノミー座席
チケットの購入方法:シドニー、パース、アデレードなどの駅構内で。シドニーならセントラル駅の2階に窓口があります。

ザ・ガン号

らくだのマークが目印。「ガン」とは内陸部まで物資を運んだラクダ隊商の名前らしい。アデレードとオーストラリアの中心アリススプリングスの間を21時間かけて走る寝台列車で、週1回往復してます。 アリススプリングスはエアーズロックへ行くのに通る街として有名。ザ・ガンは結構混雑することが多いらしいです。 荒野の夕日と地平線から上る朝日の両方が見える。 社内はインディアンパシフィック号とほぼ同じで、エコノミー座席(椅子で寝るやつ)にもシャワーや食堂者や休憩室があります。 車窓風景はインディアンパシフィック号よりもいろいろ起伏があった気が。

ルートと時間:アデレードとアリススプリングス間を21時間
ルートと時間:寝台車(ランクといろいろ)とエコノミー座席
チケットの購入方法:シドニー、アデレードなどの駅構内で。シドニーならセントラル駅の2階に窓口があります。